3歳がお風呂を嫌がる!入らない・出ない・シャンプーで泣くときのコツ

夜のリビングで、おもちゃを抱えて「入らない」と首を振る3歳の男の子と、困り顔の母親

3歳がお風呂を嫌がる
毎晩の押し問答、どうしたら?

更新日 公開日 書いた人:ヒロ

まゆママ
3歳の息子、毎晩「お風呂入らないのー!」って大騒ぎ…。どうしたら入ってくれるの?

どうも、ヒロです。

毎晩お風呂のたびに押し問答になると、つい怒鳴ってしまって落ち込みますよね。

実は、3歳がお風呂を嫌がるのは今の遊びをやめたくない気持ちやシャンプーの怖さからで、前もって「あと何回遊んだらお風呂にする?」と決めておくと入りやすくなるんです。

3歳は、次に何をするか分かっていると、自分から動けるんですね。だから、終わりを先に一緒に決めておくと、遊びからお風呂へ切り替えやすくなるんです。

この記事では、3歳がお風呂を嫌がる理由と誘い方、シャンプーのコツと湯船から出ないときの声かけを紹介します。

毎晩の押し問答を減らして、怒らずにお風呂を済ませる方法が分かるので、試してみてくださいね。

3歳がお風呂を嫌がるのは、なぜ?

「入らないのー!」が毎晩続くと、ぐったりしますよね。

3歳がお風呂を嫌がるのは、今の遊びをやめたくない気持ちや、シャンプーが怖い気持ちがあるからなんです。

どの気持ちなのかが分かると、その子に合った声のかけ方が見つかります。

【1】今の遊びをやめたくない

まゆママ
「お風呂だよ」って言っても、「まだ遊ぶ!」ばっかり…。
フク
毎回それだと疲れますよね。でも、3歳は遊びに夢中になると、ほかのことが目に入らなくなるんです。

やらなきゃいけないと分かっていても、遊びに夢中だと後回しにしてしまうのが、この年ごろの子なんですね。

なので、「お風呂入らないのー!」は、お風呂が嫌いというより、今の楽しい時間を終わらせたくないという気持ちなんです。

ここがポイント
「入らない」と言われたら、まず「まだ遊びたいんだね」と気持ちを受け止めてあげましょう。

【2】シャンプーや顔にかかるお湯が怖い

お風呂場で、シャンプーの泡が目に入りそうになって顔をしかめる3歳の女の子

お風呂を嫌がる理由で、とても多いのがシャンプーや顔にかかるお湯です。

髪を濡らすだけで大泣きする子もいるくらい、3歳にとって顔に水がかかるのは怖いことなんですね。

湯船は好きでも、シャンプーの時間が怖くて、お風呂ごと嫌になっている子もいます。

ここがポイント
顔にかかるお湯が怖くて、お風呂ごと嫌がる子もいます。嫌がっているのがシャンプーなのかを、まず見てあげましょう。

【3】一度怖い思いをして、急に嫌がるようになった

前は平気だったのに、急にお風呂を嫌がるようになる子もいます。

例えば、泡やシャワーのお湯が鼻に入ったのをきっかけに、お風呂そのものを嫌がるようになることがあるんです。

そんなときは、しばらく顔にお湯がかからないように洗ってあげると、子どもは少しずつ安心して入れるようになります。

ここがポイント
急に嫌がるようになったら、しばらく顔にお湯がかからないように洗ってあげましょう。

ずっと続くわけではなく、成長とともに嫌がらなくなる子もいるので、焦らなくて大丈夫ですよ。

3歳がお風呂に入ってくれる誘い方

押し問答が20分も続くと、こっちも疲れてしまいますよね。

3歳の子は、すぐに気持ちを切り替えるのが難しいので、急に「今すぐ入って」と言われると嫌になってしまうんです。

なので、前もって終わりを一緒に決めておくと、自分から「お風呂いく」と動きやすくなります。

【1】「あと何回遊んだらお風呂にする?」と前もって決める

夕ごはんのあと、食卓で母親が男の子と指で数を数えながら話している場面

夕ごはんのあとに、「あと何回遊んだらお風呂にする?」と聞いてみてくださいね。

ブロックなら「あと1つ作ったら」、テレビなら「この1話が終わったら」のように、区切りを決めてあげると分かりやすいですよ。

もし「100回!」と大きな数が返ってきたら、「3回と5回、どっちにする?」と選べる数を出してあげるといいですよ。

自分で決めた回数だと、終わりが近づいたことを子どもも分かって、切り替えやすくなるんです。

ここがポイント
お風呂の前に、「あと何回遊んだらお風呂にする?」と子どもと一緒に決めておきましょう。

【2】入る前に、持っていくおもちゃを1つ選ぶ

おもちゃで釣るのは最初だけで、すぐ飽きてしまうこともありますよね。

だから、ごほうびとして渡すのではなく、子どもが自分で選ぶ時間にするのがポイントです。

うちでは、持っていきたいおもちゃが見つからなくて、入るまでに時間がかかることもありました。

なので、お風呂用のおもちゃはカゴにまとめておき、「今日はどれにする?」とカゴの中から1つ選んでもらいましょう。

自分で選んだおもちゃだと、子どもは早く遊びたくなって、お風呂に向かいやすくなります。

ここがポイント
お風呂の前に、カゴの中から持っていくおもちゃを1つ選んでもらいましょう。

【3】おもちゃを入れた氷で「恐竜を助けてあげよう」と誘う

恐竜のおもちゃが入った氷を両手で持って、うれしそうにお風呂場へ向かう男の子

子どもは、好きなことや楽しいことなら、やる気が出やすいです。

うちでは、おもちゃ入りの入浴剤はお金がかかるので、恐竜などの小さいおもちゃを入れた氷を作りました。

その氷を持ってお風呂に入るようにしたら、すんなり入ってくれたんです。

「恐竜を助けてあげよう」と声をかけたら、めちゃくちゃ気持ちよく入ってくれました。

お湯で氷が溶けて恐竜が出てくるのが楽しみになると、子どもは自分から「お風呂いく!」と言いたくなるんですね。

氷は、冷凍用の袋に水とおもちゃを入れて、ひと晩凍らせるだけで作れますよ。

ここがポイント
誘ってもだめなときは、おもちゃを入れた氷を作って、「恐竜を助けてあげよう」と誘ってみましょう。

【4】「どっちが早く脱げるかな?」と遊びのまま連れていく

「どっちが早く服を脱げるかな?」と競争にすると、遊びの続きのままお風呂に向かえるんですね。

ここがポイント
誘ってもだめなときは、「どっちが早く脱げるかな?」と競争にして、遊びのまま連れていきましょう。

お風呂に入ってくれても、シャンプーで泣いてしまう子もいますよね。

シャンプーを嫌がる3歳の洗い方

シャンプーのたびに大泣きされると、こっちまで泣きたくなりますよね。

シャンプーを嫌がる子は、顔にお湯がかかるのが怖いことが多いんです。

なので、顔にかからない流し方と、目をつぶる合図を決めておくと、泣かずに洗えることが増えますよ。

【1】上を向かせて、顔にお湯がかからないように流す

お風呂場で、上を向いた男の子の髪を、父親が手でおでこを押さえながらシャワーで流している場面

シャンプーを流すときは、子どもに上を向いてもらい、おでこに手を当ててお湯が顔に行かないようにします。

シャワーを頭の後ろから当てると、顔にお湯が流れにくくなります。

上を向くのも怖がる子には、シャンプーハットを使うと、顔にお湯がかからないので安心しやすいですね。

ここがポイント
シャンプーを流すときは、上を向いてもらい、おでこに手を当てて顔にお湯がかからないようにしましょう。

【2】「目をつぶってね」の合図を先に決めておく

いきなりお湯がかかると、子どもは驚いて、ますます怖くなってしまいます。

「目をつぶってね、せーの」と流す前に合図を決めておくと、子どもは心の準備ができるんです。

最初に合図の言葉を子どもと一緒に決めたら、毎回同じ合図で流してあげてくださいね。

うちの子は、プールを習い始めてから水が怖くなくなって、お風呂がぐっと楽になりました。

顔に水がかかるのに少しずつ慣れていくと、シャンプーの時間も怖くなくなっていくんですね。

ここがポイント
シャンプーを流す前は、「目をつぶってね、せーの」と、いつも同じ合図で流してあげましょう。

洗い終わったのに、今度はお風呂から出てくれないこともありますよね。

お風呂から出てくれないときは?

やっと入ってくれたのに、今度は出てこないと、がっかりしますよね。

子どもがお風呂から出てくれないのも、入るのを嫌がるのと同じで、楽しい遊びをやめたくないからなんです。

なので、入る前に出る合図を決めておき、出たあとの楽しみを伝えると、すんなり出やすくなります。

【1】入る前に「出る合図」を子どもに選んでもらう

湯船の男の子と、バスタオルを広げて待つ母親が、一緒に指を折って数を数えている場面

うちも、おもちゃを持っていくと入るんだけど、今度はおもちゃで遊んで上がらなくなってしまうんです。

まゆママ
やっと入ったと思ったら、今度は湯船から出てこない…。
フク
がっかりしますよね。でも、出る合図を先に決めておくと、子どもも心の準備ができるんです。

なので、入る前に「10数えたら出る?それとも、この歌が終わったら出る?」と子どもに選んでもらいましょう。

自分で選んだ合図だと、子どもは「もう終わりなんだ」と分かって、出やすくなるんです。

ここがポイント
お風呂に入る前に、出る合図を「10数える」か「歌が終わったら」か、子どもに選んでもらいましょう。

【2】出たあとの楽しみを伝える

「出たら、どのパジャマにする?」と、お風呂のあとの楽しみを先に伝えておくのもおすすめです。

パジャマを選ぶ楽しみがあると、子どもは早く出て選びたくなるんですね。

すぐ終わる楽しみなら、寝る時間も遅くならずに済みますよ。

ここがポイント
出てくれないときは、「出たら、どのパジャマにする?」と、出たあとの楽しみを伝えてみましょう。

【3】兄弟でケンカになるときは、洗うのを先に済ませる

湯船で兄弟がおもちゃを取り合ってケンカをし、父親が困った顔で見ている場面

うちでは兄弟2人で入ると、遊んだりおもちゃの取り合いでケンカになったりして、結局こっちが怒って無理やり上がらせることになっていました。

特にお兄ちゃんは、怒って最後のシャワーも浴びずに出て行ってしまうことがチラホラあったんです。

なので、兄弟で入るときは、体と髪を洗うのを先に済ませてから、遊ぶ時間にするのがおすすめです。

おもちゃも1人1つずつに決めておくと、取り合いが起きにくくなりますよ。

ケンカが始まったら、上の子には「先に体を拭いて、パジャマを着ててね」と、先に出てもらいましょう。

ここがポイント
兄弟で入るときは、洗うのを先に済ませてから遊ぶ時間にして、おもちゃは1人1つにしましょう。

【4】お風呂で遊ぶときに、気を付けたいこと

お風呂で遊ぶ時間は楽しいですが、ひとりっ子でも兄弟でも、気を付けたいことがあります。

こども家庭庁は、「大人が洗髪する際には、こどもを浴槽から出しましょう。」と勧めています。

消費者庁も、「子どもは声や音を出さず静かに溺れることもあります。」と呼びかけています。

もしお風呂で溺れかけたなど急なときは119番に、病院に行くか迷うときは子ども医療電話相談(#8000)に相談してくださいね。

ここがポイント
大人が髪を洗うときは、子どもを湯船から出してから洗いましょう。

それでも毎晩となると、怒ってしまうこともありますよね。

怒鳴ってしまいそうなときは?

夜の脱衣所で、母親が深呼吸をしてから、しゃがんで子どもに話しかけている場面

毎晩だと、つい声が大きくなってしまいますよね。

でも実は、怒鳴らないことより、怒鳴ってしまったあとのフォローの方が大切なんです。

3歳の子は、後で「ごめんね」と抱きしめてもらえると、安心した気持ちで眠れるんですね。だから、怒鳴ってしまっても自分を責めすぎなくて大丈夫ですよ。

【1】イライラするのは、多くのママやパパが同じ

まゆママ
毎晩怒鳴ってばかりで、寝顔を見て落ち込む…。
フク
毎晩だと、疲れてしまいますよね。でも、イライラしてしまうのは、ママだけではないんです。

子どもに腹が立ったりイライラしたりするのは、子育て中の多くの親が経験することです。

子どもが寝たあと、夜のリビングでマグカップを持ってほっと一息つく母親

お風呂は毎晩のことなので、イライラがたまりやすいんですね。

ママが元気でいることも、子どもにとって大事なことです。疲れた日は、親自身が休むことも大切なんですよ。

ここがポイント
お風呂でイライラするのは、多くのママやパパが同じです。自分だけを責めなくて大丈夫です。

【2】怒鳴りそうなときは、深呼吸してから短く伝える

怒鳴りそうになったら、深呼吸をしたりゆっくり5秒数えたりして気持ちを落ち着けてみてくださいね。

そのうえで、子どもに近づいて「お風呂に行こうね」とやってほしいことを短く穏やかに伝えると、伝わりやすくなります。

どうしても入らない日は、その場でそれ以上やり合わずに、少し時間をおいてから誘い直すのも1つの方法です。

それでも無理な日は、今日は入らない・朝にシャワーにするという選択肢もありますよ。

1日くらい入らない日があっても大丈夫なので、ママもその日は早めに休んでくださいね。

ここがポイント
怒鳴りそうなときは、深呼吸して5秒数えてから、「お風呂に行こうね」と短く穏やかに伝えましょう。

【3】怒鳴ってしまったら、寝る前に「ごめんね」とぎゅっとする

どんなに気を付けていても、毎晩のお風呂で一度も怒鳴らないのは難しいですよね。

怒鳴ってしまっても、自分を責めすぎなくて大丈夫です。

大事なのは、そのあと「さっきは怒ってごめんね」と伝えて、ぎゅっと抱きしめてあげることなんです。

寝る前の落ち着いた時間でもいいので、その日のうちにフォローしてあげると、子どもは安心して眠れますよ。

子どもは、大人の振る舞いをお手本にして育ちます。ママが「ごめんね」と言う姿も、子どもはちゃんと見ているんですね。

ここがポイント
怒鳴ってしまったら、寝る前に「さっきは怒ってごめんね」と伝えて、ぎゅっと抱きしめてあげましょう。

まとめ

この記事のおさらい
  • 3歳がお風呂を嫌がるのは、今の遊びをやめたくない・シャンプーが怖い・一度怖い思いをした、などの気持ちから
  • お風呂の前に「あと何回遊んだらお風呂にする?」と一緒に決める
  • 入る前に、カゴの中から持っていくおもちゃを1つ選んでもらう
  • だめなときは、おもちゃを入れた氷で「恐竜を助けてあげよう」、または「どっちが早く脱げるかな?」
  • シャンプーは上を向いてもらい、「目をつぶってね、せーの」の合図で流す
  • 出ないときは出る合図を子どもに選んでもらい、「出たら、どのパジャマにする?」と伝える
  • 兄弟で入るときは、洗うのを先に済ませてから遊ぶ。おもちゃは1人1つ
  • 大人が髪を洗うときは、子どもを湯船から出す
  • 怒鳴りそうなときは、深呼吸して5秒数えてから短く穏やかに伝える
  • どうしても無理な日は、今日は入らない・朝にシャワーにする、という選択肢もある
  • 怒鳴ってしまっても、自分を責めすぎない。寝る前に「ごめんね」とぎゅっとする

今夜は、お風呂の前に「あと何回遊んだらお風呂にする?」と聞いてみませんか。

終わりを自分で決められると、子どもはすんなり入れる日が少しずつ増えて、毎晩のお風呂の時間も短くなっていきますよ。

情報元

  1. こども家庭庁「保育所保育指針解説」
  2. 文部科学省「幼稚園教育要領解説」
  3. こども家庭庁「体罰等によらない子育てを広げよう!」
  4. こども家庭庁「体罰等によらない子育てのために」
  5. こども家庭庁「こどもを事故から守る!事故防止ハンドブック」
  6. 消費者庁「子どもの水の事故を防ごう!」
  7. こども家庭庁「もしものために」(子ども医療電話相談 #8000)